脂肪を落とすためのウェイトトレーニング

身体についた余分な脂肪は嫌なものです。肥満は特に日本では多くの人が悩む代表的な現代病となっています。もちろん、数値的に「ここから」というような肥満の明確な基準があるわけではなく、ある意味概念的でもあるのですが、便宜上一般的には標準体重より体重が20%以上だと肥満だと呼んでいるようです。


肥満であると医学的に診断されることとも別ですが、他にも肥満の判断として最近よく使われているのが通称BMIと呼ばれるボディマス指数（Body Mass Index ）というものがあります。これは体重と身長の関係から肥満度を算出する指数で、18.5未満が低体重、18.5以上25未満が正常、25以上30未満が肥満1度、30以上35未満が肥満2度、35以上40未満が肥満3度、40以上が肥満4度と日本肥満学会基準では定義されています。


一般的に世界標準ではBMI、25以上を過体重、30以上を肥満と定義しているようです。しかし、ご存知の通り、これだけで個々の肥満の内容を充分に表現できてはおらず、これに体脂肪率を加えることがより重要となっています。


例えばスポーツマンの筋肉質の体は体重が重くても肥満とはなりません。体脂肪率の適正値は、男性では15～19%、女性では20～25%とされていて、これを上回ると肥満と判断されます。自分のお腹を指でつまんでみて、皮下脂肪の厚みが結構あるようでしたらそれは危険信号です。